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ユートピアのテーブル

2022年12月11日(日) - 12月28日(水)

キュレーション

部屋

 

アーティスト 

黑田菜月

下山健太郎

須崎文代

印牧岳彦

雨宮牧穂

井上岳

清原惟

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 ユートピアは資本主義に対するオルタナティブな共同体を提案していた。そこは平等で、清潔で、犯罪もない、完成された場所だった。戦後の住宅不足を補うために日本に計画された多摩ニュータウンもまたユートピアを目指してつくられた。住民に行き渡るよう設計された広々とした公園、ステンレスでつくられたキッチン、車を気にせず歩ける道が設計された。

 しかし開始当初、多摩ニュータウンは駅などのインフラ不足に加え、文化施設や子育ての場の不足など地域や社会の課題も多く抱えていた。男性は日中働きにでて、女性たちがそこに残された。彼女達はニュータウンでテーブルを囲み居場所をつくり、足りていなかったインフラを補い合い、諸課題をコミュニティによって解消していた。ユートピアの欠乏を埋めるための彼女達の活動は、いわばもうひとつのユートピアを生み出していた。

 今、ユートピアはどのように存在できるのだろう。本展ではアーティスト、研究者たちが多摩ニュータウンを見つめ、共有する場をつくる。

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【作家紹介】

黑田菜月|Kuroda NATSUKI

写真家。中央大学 総合政策学部卒業。

2013年「第8回写真『1_WALL』」にてグランプリを受賞。

 

下山健太郎|Kentaro SHIMOYAMA

画家。東京造形大学大学院 美術研究領域修了。

主な個展に「 The Whole World Is My Warehouse 」2022年、GASBON METABOLISM、山梨「Open End」2022年、Peaple、東京「The Window and So On」2022年、NADiff A/P/A/R/T 、東京「Someday」2019年、reading room 、台湾。

 

須崎文代|Fumiyo SUZAKI

建築史家。神奈川大学建築学部住生活創造コース 准教授、日本常民文化研究所 所員、博士(工学)。専門は近代建築史、住宅史。日本EU政府国費留学AUSMIP、日本学術振興会特別研究員DC1等を経て現職。日本生活学会博士論文賞受賞。共著に『台所見聞録』、『奇跡の住宅』等。

 

印牧岳彦|Takahiko KANEMAKI

建築史家。神奈川大学建築学部住生活創造コース特別助教。博士(工学)。専門は近代建築史・建築理論。主な論文に「コーウィン・ウィルソンによる「移動住宅」の提案とその思想的背景」(『日本建築学会計画系論文集』、2020年8月)など。

 

雨宮牧穂|Makiho AMEMIYA

木工家、長野県上松技術専門校 木材造形科卒業。北欧ヴィンテージ家具のリペアや家具製作職を経て、2022年に都内に木雨家具製作所を構える。主にオーダー家具や展示什器の製作を行う。

 

井上岳|Gaku INOUE

建築家、慶應義塾大学大学院博士後期課程単位取得満期退学 博士(工学)。石上純也建築設計事務所を経て、 GROUP共同主宰。主な作品に《新宿ホワイトハウスの庭の改修》《海老名芸術高速》《浜町のはなれ》など。

 

清原惟|Yui KIYOHARA

映画監督・映像作家。監督作『わたしたちの家』が、ぴあフィルムフェスティバル2017でグランプリを受賞。同作は第68回ベルリン国際映画祭など10カ国以上の映画祭で上映される。他の作品に『網目がとおる すんでいる』(18)『これが星の歩きかた』(20)など。最新作『すべての夜を思いだす』が公開待機中。

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 【キュレータープロフィール】

 

部屋 |Heya

雨宮牧穂、井上岳、清原惟からなるコレクティブ。家具、建築、映像の立場から場所のリサーチと展示を行う。

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【関連イベント】

『ユートピアの本をつくる』

日時:12月26日(月) 18:00-19:30

参加費:1000円

定員:10名
 予約フォーム


ゲスト:出原日向子(編集者、晶文社)
登壇者:下山健太郎、須崎文代、印牧岳彦、井上岳


トマス・モアをはじめ、本という形で様々なユートピアがつくられてきました。須崎+印牧研究室は本展で『ユートピアのトレース』という本を制作し、下山健太郎は展覧会の制作プロセスを写真集としてまとめました。どのようにユートピアの本はつくることができるのでしょうか。今年出版された書籍、『フェミニスト・シティ』を編集した出原日向子氏とともに、ユートピアの本のつくり方について話します。
 


『ユートピアを建築する』

日時:12月27日(火) 18:00-19:30

参加費:1000円

定員:10名
予約フォーム
 
ゲスト:横溝惇(建築家、スタジオメガネ)
登壇者:下山健太郎、清原惟、井上岳

 

本展では画家の下山健太郎、映画・映像作家の清原惟が絵画と映像作品によってユートピアを描写しています。絵画と映像作品から映される多摩ニュータウンから建築はどのように立ち現れるのでしょうか。そこで多摩ニュータウンに住み、スタジオメガネを主催する建築家である横溝惇氏をお招きし、それぞれの作品からニュータウンの建築について読み解きます。
 


『ユートピアを計画する』

日時:12月28日(水) 18:00-19:00

参加費:1000円

定員:10名
予約フォーム
 
ゲスト:谷繁玲央 (東京大学・権藤智之研究室 博士課程)
登壇者:雨宮牧穂、印牧岳彦、井上岳


今、ユートピアを建てるとしたらどのような空間でそこではどのような生活が営まれるのでしょう。70年代の住まい、ニュータウン、コモンズの研究者谷繁玲央氏をお招きし、木工家雨宮牧穂と建築史家の印牧岳彦、建築家の井上岳とともにユートピアの計画について話します。
 

​※展覧会の入場料は参加費に含まれます。

 

タイトル

ユートピアのテーブル

会期

2022年12月11日(日) - 12月28日(水)

開場時間

平日13:00-19:00

土日11:00-19:00

※12/26(月)、12/27(火)、12/28(水)の18:00以降はトークイベントのため、会場となる1部屋は入場できません。ご了承ください。

会場

The 5th Floor: 110-0008 東京都台東区池之端3-3-9 花園アレイ5F

アクセス

東京都メトロ 千代田線 根津駅 2番出口 徒歩4分

入場料

500円   ​※学生無料

主催

The 5th Floor

企画

部屋

協力

神奈川大学建築学部住生活創造コース 須崎・印牧研究室

助成

公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[スタートアップ助成]、ARTS for the future! 2

The 5th Floor

​賛助

D/C/F/A

キュレーション

部屋

アーティスト

黑田菜月 下山健太郎 須崎文代 印牧岳彦 雨宮牧穂 井上岳 清原惟

デザイン

石塚俊

お問い合わせ

The 5th Floor:info@the5thfloor.org

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